- 解説: 爆速のファイル検索ソフト
- 方法: 実行ファイルと同じ場所に解凍
本体: 公式HP
Everything本体の更新履歴:
2015/10/02(金): Version 1.4.0.703b
2015/09/30(水): Version 1.4.0.702b
今回はかなり意欲的に新機能を盛り込んでおり、いよいよ他のファイル検索ソフトの息の根を止めに掛かっている印象。
作者void氏は本気のようです。この作者がやる気になるとまた鬼のような更新が来そうで戦々恐々としていたり…w
大きな機能追加は次の6点です:
1はよりきめ細かい検索を行うための重要な要素となり得ますし、ソート速度にも良い影響を与えていそうです。
しかしながら悪影響も少しあって、余り多くの情報を索引付けするとメモリを喰うという弊害もあります。ここら辺りは自分で使いながら、場合に応じて適宜選択しつつチューニングする必要がありますね。フォルダサイズも格納できるので便利になりそうです(これはパフォーマンスに影響が出ると脅されますが)。
設定はオプションの"インデックス作業"タブで行います。各設定項目の上にマウスを持って行くとヘルプが表示されますので設定の参考にして下さい。
2は多くの人が望んでいた機能だと思います。プレビュー用の機能を用意した支援ソフト迄ある位ですからね。
3の拡張検索は余りに項目が多過ぎて煩雑な感じです。これからバージョンが上がってより洗練されたUIになる事を期待しましょう。
あらかじめ用意されている設定オプションをポンポンと選択&設定する事で検索文字列を作り出していく仕組みです。
アクセスはメニューの検索→拡張検索から。
ここでの目玉はやはりファイルの内容を検索できる事でしょうか。
「ファイル内に含まれる単語や語句(I)」という設定項目で、そのファイル内に指定した単語や語句がないか調べる事が出来るようになりました。勿論ファイル内容については索引付けされておりませんので、通常のEverthingによる検索とは違い、検索には時間が掛かりますので悪しからず。でもこの機能が充実すると本当に他の検索ソフトが要らなくなりますなぁ…
変わった所ではファイル名の長さを指定しての検索です。余り使う機会は無さそうですが、フルパスの長さを指定する事ができるので、ピンポイントで必要になる場面もあるかと思います。
重複ファイルの検索については、ヘルプにもある通り重複を判断するために指定する項目(名前、更新/作成/アクセス日時、サイズ、属性)が索引付けされていて、その項目について高速ソートが有効にされていなければ実行出来ません。"インデックス作業"タブであらかじめ索引付け及び高速ソートの設定を行っておきましょう。
"指定した文字列を名前に持つファイルリストから検索"は、検索対象となるファイルリストの名前に対して設定を行う事に注意して下さい。
"ファイルのリストから検索"は検索対象となるファイルリストを直接指定します。
4の検索履歴の編集は、分かり辛いですけどメニューの表示→移動→"全ての検索履歴を表示"からアクセスする事が出来ます。
5はMSの次世代ファイルシステムとして今後採用が進むと思われるReFSについてサポートされたという事以外コメントはありません。まだ試験的なファイルシステムで、システムドライブに使用出来なかったりするので、これを待ってたという人は余り居ないかも…
6については名前を変更したい複数のファイルを選択した後、右クリックメニューから"名前の変更"を選択するか、メインメニューの"ファイル"→"名前の変更"を選択すれば、名前の変更ウィンドウが開かれます。
専門のリネームソフトとは比ぶべくもありませんが、簡単な一括リネーム作業が行えるようになっています。
上部ペインには名前を変更する前のファイル名リスト、下部ペインには名前を変更した後の新しいファイル名のリストが表示されます。
中段上部と中段下部のテキストボックスには名前の変更前のファイル名のリストから検出されたファイル名の書式が自動的に入力されます。
リストに列挙されたファイル名の中で、他と違う文字列があれば、それを1から順に9までの変数として格納されます。この変数は新書式の中で前に%を付けて呼び出す事ができます。

この例で言えば、旧ファイル名のリストに並ぶファイル名の中では"DSC000"迄はどれも同じ、そして拡張子部分".JPG"も同じで、他と異なるのは数字が入る2文字分となります。
DSC000 + 数字2文字 + .JPG
この数字2文字部分は変数として格納され、新書式内で自由に使う事が出来ます。この例では他と異なる文字の塊は数字2文字の部分だけですので、格納される変数は %1 だけになります。これを利用してこの例のように名前を変更したり出来ます。
他と異なる文字の塊は10個まで記録されますので、あからさまですが次のような感じで使えます。

駆け足で解説したので至らない所は多々あるかと思います。
よく分からない所は人に聞くより自分で試して確認した方が理解も早いですし、何より楽しいです。色々試しながら自分なりの使い方を模索して下さい。
Everything本体の更新履歴:
2015/10/02(金): Version 1.4.0.703b
- 間違った場所にEvertything.dbを格納する問題を修正
- MSAAとSysListView32エミュレーションについての問題を修正
- デバッグconsoleのサポートを改善
2015/09/30(水): Version 1.4.0.702b
- サイズ、日付、属性を索引付けするためのオプションを追加
- サイズ、日付、属性、パス、拡張子による高速ソートを有効化するオプションを追加
- 縮小表示機能を追加
- プレビューペインを追加
- ReFSのサポートを追加
- NTFS索引付けを改善
- 索引付けの性能を改善
- 拡張検索機能を追加
- 複数ファイルの名前の変更機能を追加
- ファイルの内容による検索機能を追加
- 既存インデックスが最新である場合における再索引付け性能を改善
- 検索履歴の管理機能を追加
- ステータスバーに合計サイズを表示するオプションを追加
- クリックで開く設定オプションを追加
- 一行全選択オプションを追加
- IPCを改善
今回はかなり意欲的に新機能を盛り込んでおり、いよいよ他のファイル検索ソフトの息の根を止めに掛かっている印象。
作者void氏は本気のようです。この作者がやる気になるとまた鬼のような更新が来そうで戦々恐々としていたり…w
大きな機能追加は次の6点です:
- サイズ、日付、属性についての情報を索引付け出来るようになった
- プレビュー、サムネイル(縮小表示)が出来るようになった
- 高度な拡張検索機能が利用できるようになった(ファイル内容の検索も含む)
- 検索履歴を編集できるようになった
- 次世代ファイルシステムであるReFSがサポートされた
- 複数ファイルの名前を一括変更出来るようになった
1はよりきめ細かい検索を行うための重要な要素となり得ますし、ソート速度にも良い影響を与えていそうです。
しかしながら悪影響も少しあって、余り多くの情報を索引付けするとメモリを喰うという弊害もあります。ここら辺りは自分で使いながら、場合に応じて適宜選択しつつチューニングする必要がありますね。フォルダサイズも格納できるので便利になりそうです(これはパフォーマンスに影響が出ると脅されますが)。
設定はオプションの"インデックス作業"タブで行います。各設定項目の上にマウスを持って行くとヘルプが表示されますので設定の参考にして下さい。
2は多くの人が望んでいた機能だと思います。プレビュー用の機能を用意した支援ソフト迄ある位ですからね。
3の拡張検索は余りに項目が多過ぎて煩雑な感じです。これからバージョンが上がってより洗練されたUIになる事を期待しましょう。
あらかじめ用意されている設定オプションをポンポンと選択&設定する事で検索文字列を作り出していく仕組みです。
アクセスはメニューの検索→拡張検索から。
ここでの目玉はやはりファイルの内容を検索できる事でしょうか。
「ファイル内に含まれる単語や語句(I)」という設定項目で、そのファイル内に指定した単語や語句がないか調べる事が出来るようになりました。勿論ファイル内容については索引付けされておりませんので、通常のEverthingによる検索とは違い、検索には時間が掛かりますので悪しからず。でもこの機能が充実すると本当に他の検索ソフトが要らなくなりますなぁ…
変わった所ではファイル名の長さを指定しての検索です。余り使う機会は無さそうですが、フルパスの長さを指定する事ができるので、ピンポイントで必要になる場面もあるかと思います。
重複ファイルの検索については、ヘルプにもある通り重複を判断するために指定する項目(名前、更新/作成/アクセス日時、サイズ、属性)が索引付けされていて、その項目について高速ソートが有効にされていなければ実行出来ません。"インデックス作業"タブであらかじめ索引付け及び高速ソートの設定を行っておきましょう。
"指定した文字列を名前に持つファイルリストから検索"は、検索対象となるファイルリストの名前に対して設定を行う事に注意して下さい。
"ファイルのリストから検索"は検索対象となるファイルリストを直接指定します。
4の検索履歴の編集は、分かり辛いですけどメニューの表示→移動→"全ての検索履歴を表示"からアクセスする事が出来ます。
5はMSの次世代ファイルシステムとして今後採用が進むと思われるReFSについてサポートされたという事以外コメントはありません。まだ試験的なファイルシステムで、システムドライブに使用出来なかったりするので、これを待ってたという人は余り居ないかも…
6については名前を変更したい複数のファイルを選択した後、右クリックメニューから"名前の変更"を選択するか、メインメニューの"ファイル"→"名前の変更"を選択すれば、名前の変更ウィンドウが開かれます。
専門のリネームソフトとは比ぶべくもありませんが、簡単な一括リネーム作業が行えるようになっています。
上部ペインには名前を変更する前のファイル名リスト、下部ペインには名前を変更した後の新しいファイル名のリストが表示されます。
中段上部と中段下部のテキストボックスには名前の変更前のファイル名のリストから検出されたファイル名の書式が自動的に入力されます。
リストに列挙されたファイル名の中で、他と違う文字列があれば、それを1から順に9までの変数として格納されます。この変数は新書式の中で前に%を付けて呼び出す事ができます。

この例で言えば、旧ファイル名のリストに並ぶファイル名の中では"DSC000"迄はどれも同じ、そして拡張子部分".JPG"も同じで、他と異なるのは数字が入る2文字分となります。
DSC000 + 数字2文字 + .JPG
この数字2文字部分は変数として格納され、新書式内で自由に使う事が出来ます。この例では他と異なる文字の塊は数字2文字の部分だけですので、格納される変数は %1 だけになります。これを利用してこの例のように名前を変更したり出来ます。
他と異なる文字の塊は10個まで記録されますので、あからさまですが次のような感じで使えます。

駆け足で解説したので至らない所は多々あるかと思います。
よく分からない所は人に聞くより自分で試して確認した方が理解も早いですし、何より楽しいです。色々試しながら自分なりの使い方を模索して下さい。
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