2015年7月31日金曜日

StrokesPlus v2.8.4.4 日本語パック

  • 解説: カスタマイズ多様なマウスジェスチャソフト
  • 方法: 実行ファイルと同じ場所に上書き解凍

Download1.複(海外鯖) 2.斧(国内鯖)
本体公式HP


現在本体のバージョンは2.8.5.21ですが、UI周りに変更はありませんのでこの日本語パックをそのまま適用できます


本体の更新履歴
2.8.5.21
  • 最前面ウィンドウのEnumWindowsProcからWS_CHILDWINDOWを除外
  • EXEのソースファイル中に #define PSAPI_VERSION 1 を追加
2.8.5.2
  • サポートOSバージョンとしてWin 8.1とWin 10を明示する為マニフェストに互換性ノードを追加
  • Win 10を識別できるようsetOSVersionを更新
  • Windows 10で最前面ウィンドウの処理を改善するためEnumWindows手続を更新
    (これは以前のバージョンのWindowsで不具合が発生する可能性があるので、認識しないウィンドウがあればフォーラムで投稿して下さい。Windowsによって強制されるこの規則と論理は非常に複雑で矛盾を孕み、特異な状態が頻繁に発生します)
2.8.5.1
  • boostライブラリのバージョンを1.58に更新
2.8.5.0
  • コードに変更は無いが、ソリューションファイルをアップグレードしてVisual Studio 2015でコンパイルした
2.8.4.4
  • ジェスチャの軌跡色を取得/更新するためのアクションacGetDrawColor()とacSetDrawColor()を追加

2015年7月21日火曜日

[JDownloader 2] ブラウザキャプチャ

JDが何故ウェブブラウザを開くのか?

キャプチャの種類に依っては、その解決にブラウザ環境(Javascript、クッキー、Flash等)が必要となる事があります。それ以外にもブラウザを使用するとキャプチャの解決がより簡単になる場合があります。

ブラウザを使用する方法には2つの手段があります:

1) ブラウザループ

ブラウザループはReCaptchaV1で使用されています。

ブラウザループ法はまずブラウザのウィンドウかタブを開き、ユーザーによる一切の介助無しで数秒後にそれを閉じます。その後通常のキャプチャと同じく、JDownloaderの標準キャプチャダイアログ内にキャプチャ文字列が表示されます。

ブラウザループは"設定 → アカウント管理"で"google.com (recaptcha)"アカウントを追加/設定することで回避出来ます。このアカウントはReCaptchaV1画像を(解決が簡単になるよう)偏らせるために必要な情報を提供します。

或いは

"設定 → 拡張設定 → BrowserCaptchaSolver: Browser Loop"のチェックを外すことでブラウザループを無効に出来ます。もしブラウザループを無効にしていて、JDのアカウント管理でgoogle.com (recaptcha)を設定していなければ、RecaptchaV1画像のキャプチャ解決はかなり難しいものになるという事に注意して下さい!


2) ブラウザ解決

ブラウザ解決はJavascriptやクッキー、Flash等を要求する種類のキャプチャをサポートします。現状ではReCaptchaV2、SweetCaptcha、AreYouAHumanCaptcha、ConfidentCaptchaで使用されています。

ブラウザ解決法ではブラウザのタブかウィンドウ内でキャプチャ文字列を表示します。キャプチャ解決(入力)後、ブラウザウィンドウは自動的に閉じられ、JDが継続されます。












































拡張設定




































ブラウザ解決/ループをカスタマイズする拡張オプション(設定 → 拡張設定)がいくつか存在します:


  1. Enabled: これはブラウザ解決機能を有効/無効化します。
  2. Local HTTP Port: ローカルウェブサーバーのHTTPポートを指定します。
  3. Blacklist Entries: ブラウザ解決機能を使用すべきでは無いホスト/プラグインを定義します。
    例:  [ "uploaded.to-recaptcha" ]
    注意: この値は"設定 → キャプチャ → 設定カラム"で変更出来ますので、そちらでの設定を推奨します。
    注意: 書式はjson配列です。
    * 先頭と末尾の大括弧 [ と ] を付け忘れないで下さい。
    * 特殊文字 \ と " はエスケープする必要があります: \ → \\ 、" → \" (パラメータを挟む"のエスケープは不要)
    * 各設定パラメータは"で挟み、それぞれの設定パラメータはカンマ , で区切る必要があります。
    * URLを表わすワイルドカードとして%sが使用出来ます
    * 設定の変更を終了させる為にEnterキーを押さないで下さい。単に別のフィールドをクリックしてフォーカスを外せば設定が適用されます。
  4. Auto Open Browser: JDに自動的にブラウザを開かせるか、ボタンを押して確認してブラウザを開くかを設定します。
  5. Auto Click: ブラウザウィンドウ内のクリックや文字入力をシミュレートする事によってJDにキャプチャ解決を補助させることが出来ます。
  6. Wait For Map: 解決の優先順位の決定に使用されます。
    例:  {"imagetyperz" : 60000,"dbc" : 60000,"9kw" : 120000,"myjd" : 60000,"jac" : 32000,"cb" : 120000}
    注意: この値は"設定 → キャプチャ → 時間切れカラム"で変更出来ますので、そちらでの設定を推奨します。
    注意: 書式はjson配列です。
    * 先頭と末尾の中括弧 { と } を付け忘れないで下さい。
    * 特殊文字 \ と " はエスケープする必要があります: \ → \\ 、" → \" (パラメータ名を挟む"のエスケープは不要)
    * 各設定のパラメータ名は"で挟み、それぞれの設定はカンマ , で区切る必要があります。
    * URLを表わすワイルドカードとして%sが使用出来ます
    * 設定の変更を終了させる為にEnterキーを押さないで下さい。単に別のフィールドをクリックしてフォーカスを外せば設定が適用されます
  7. Black White Listing: 無視/許可リストを有効/無効化します。
  8. Whitelist Entries:  ブラウザ解決機能の無視リストの中から除外(許可)すべきホスト/プラグインを定義します。
    例:  [ "uploaded.to-recaptcha" ]
    注意: この値は"設定 → キャプチャ → 設定カラム"で変更出来ますので、そちらでの設定を推奨します。
    注意: 書式はjson配列です。
    * 先頭と末尾の大括弧 [ と ] を付け忘れないで下さい。
    * 特殊文字 \ と " はエスケープする必要があります: \ → \\ 、" → \" (パラメータを挟む"のエスケープは不要)
    * 各設定パラメータは"で挟み、それぞれの設定パラメータはカンマ , で区切る必要があります。
    * URLを表わすワイルドカードとして%sが使用出来ます
    * 設定の変更を終了させる為にEnterキーを押さないで下さい。単に別のフィールドをクリックしてフォーカスを外せば設定が適用されます。
  9. Browser Commandline: ブラウザ解決には常用しているデフォルトのウェブブラウザの使用を推奨します。これはキャプチャが最も容易になることを保障します。しかしながらそれでも別のブラウザを使用したい場合はここでそれを指定することができます。
    例: [ "C:\\Program Files (x86)\\Google\\Chrome\\Application\\chrome.exe", "-app=%s" ]
    注意: 書式はjson配列です。
    * 先頭と末尾の大括弧 [ と ] を付け忘れないで下さい。
    * 特殊文字 \ と " はエスケープする必要があります: \ → \\ 、" → \" (パラメータを挟む"のエスケープは不要)
    * 各設定パラメータは"で挟み、それぞれの設定パラメータはカンマ , で区切る必要があります。
    * URLを表わすワイルドカードとして%sが使用出来ます
    * 設定の変更を終了させる為にEnterキーを押さないで下さい。単に別のフィールドをクリックしてフォーカスを外せば設定が適用されます。
  10. Browser Loop: ブラウザループを有効/無効化します。


トラブルシューティング

ブラウザ解決はかなり新しい手法で、未だ対処すべき若干の問題が存在します。そのためどうかサポートへの連絡を躊躇しないで下さい。

殆どのブラウザキャプチャでJavaScriptは必須となります。NoScriptやAdBlockのようなプラグインがブラウザ解決処理をブロックしないよう正しく設定して下さい。

     NoScriptでは http://127.0.0.1/ を無効にします。
     AdBlockでも http://127.0.0.1/ を無効にして下さい(これは必要無い可能性もあります)


Firefoxでキャプチャタブが自動的に閉じられません

JavaScriptによる自動クローズ機能を有効にして下さい。

  1. "about:config"ページに移動します
  2. "dom.allow_scripts_to_close_windows"という設定項目を探します
  3. trueに切替えます




2015年7月18日土曜日

StrokesPlus v2.8.4.0 日本語パック

  • 解説: カスタマイズ多様なマウスジェスチャソフト
  • 方法: 実行ファイルと同じ場所に上書き解凍

Download1.複(海外鯖) 2.斧(国内鯖)
本体公式HP


現在本体のバージョンは2.8.4.3ですが、UI周りに変更はありませんのでこの日本語パックをそのまま適用できます

本体の更新履歴

2.8.4.3
  • 継続してWindows 10上の問題についての対策を試行
  • SendInput後に完全にマウスのフックを解除して再フックするようにした
2.8.4.2
  • 継続してWindows 10上の問題についての対策を試行
  • SendInputからマウス移動変数を削除
  • setWindowStateとClearCaptureVarsをEmitStrokeClick()へ移動
2.8.4.1
  • Windows 10上の問題に対処するため、サーバーのhWndへメッセージを渡す事によって、個別関数呼出しに分割するようSendInput呼出しを移動
2.8.4.0
  • SendInput関数を使用してdwExtraInfo構造体の何れかの情報を渡すことで、S+にマウスフック無しでこれらのマウスイベントを渡すようにMouseProcを更新。
    これは若干のラグがあるが、ユニバーサルアプリ(モダン/メトロ)の表示時にWindows 10での重大な互換性問題に対処出来る可能性がある。
2.8.3.3
  • 最小ジェスチャ幅様の設定を追加。これはS+にジェスチャが開始されたと認識させるために、ジェスチャ始動の合図となるマウス移動量を指定する
  • 言語ファイルに新しい設定項目を追加:
    language.Preferences.StrokeStyleFrame.GestureLength.Title - "最小ジェスチャ幅:"
    language.Preferences.StrokeStyleFrame.GestureLength.Suffix - "px"

日本語化の方針

手抜き日本語化はしない
 よくある「一応日本語化してみました」とメインインターフェースの目につく部分だけ日本語にするような腹立たしい手抜きの虫食い日本語化は絶対に致しません。
・日本語に出来るファイルは全て日本語にする
 ヘルプファイルやリードミーも出来れば翻訳しています。
・出来るだけ分かり易い訳にする
 実際に使ってみて、本来の機能に沿った意訳を心がけています。
・出来るだけ漢字を使う
 カタカナ言葉に直訳して接続詞や助詞で適当にでっち上げる方が簡単ですが、そんな訳だと原文のままの方が余程マシだったりします。結果的に機械翻訳調になったり中国製ソフト的な日本語のように矢鱈漢字が目立ったりしますけど我慢して頂ければ幸いです。カタカナ訳だとボタン等の部品内に収まらなかったりしますし…
・ヘルプファイルはウェブ版も用意する
 2chのような掲示板から参照できるように、ヘルプファイルはウェブで閲覧できる形でも提供するようにしています。